検索に引っ掛りやすそうなあざとタイトル。
インテークのブローバイ溜まりからのオイル漏れ問題。原因になりそうな構造や部品はないかしらとサービスマニュアルをペラペラめくっていたら気になる記述が。インテークダクトの貼り合わせ方式が初期型の接着剤から、SEを含む2年目モデル以降は液体ガスケットに変更されています。そしてその液体ガスケット「TB1215B」ですが…
はいキタコレ「シリコーン系」。ガソリン耐性有りません!これで全て繋がった!ブローバイガスに含まれるガソリンでブローバイ溜まりのガスケットが弱くなり粘度の低いガソリン成分だけが漏出、
残った粘っこいオイル分は流路の広い排出口からオイルキャッチタンクへ。
起きている事象と理屈が一致しました。しかもネット検索で見つかるオイル漏れを報告してる人の車両は2年目モデルの真っ黒ちゃん。海外フォーラムでも報告が上がっているのは21年12月頃から。まあこのガスケット材質が原因で間違いないでしょう。海外フォーラムでは液体ガスケットの替わりに3mmのゴムパッキンを挟む解決策が提示されています。勿論これも耐ガソリン性のFKM(フッ素ゴム)でなくてはね。ただゴムが内側にはみ出して経年劣化などで千切れた場合、スーパーチャージャーに吸い込まれそうで怖いですね。
そもそもこのダクトって分解する必要ある?清掃するにしてもブローバイのオイルくらいしか溜まらないんだからパーツクリーナー吹き込んで洗い流してしまえば良いよね。いっそ貼り合わせた後、プラリペアで外側から溶着してしまうのが確実なのでは…