あえて緑じゃないほう。
海外の売り上げランキングを見ても年々縮小傾向にあるスーパースポーツ市場。それでもリッタークラスは最新スペックの見本市みたいな状態で一定の層に根強い人気があるようですが、スペック的に見劣りし、更に入門機的な位置付けは軽量安価なツインなどに奪われて息も絶え絶えの600クラスにあってめげずに新型を投入して来たカワサキ。漢だぜぇ。しかもシリーズ初の国内正規販売！
とは言え基本的には2016モデルのEURO4排ガス規制対応アップデート版といったところでエンジン、車体には大きく手を加えていないようです。ヘッドライトはNinja250/400からちゃっかり流用でイメージチェンジを計りながらも賢くコストダウン。その甲斐あって国内価格￥1,328,400に抑えられたとか。2016モデルの逆車は￥1,301,400だったので2万円ちょいの値上げですがETC2.0車載器、12V電源ソケット、クイックシフターなどが標準装備な上、国内正規販売なのでガス検などのわけのわからない逆車費用が掛からないので実質10万近く安くなったのでは。細かいところではクラッチレバーも調節式になってたりストリートモデルとして至れり尽くせり。Ninja ZX-R伝統のグラブバーが復活しなかったことだけが残念（んなこたぁない）。
マフラーが高級感ある仕上げになったのが高得点です。しかし画像処理のせいかなんなのかのっぺりしてて高精細の3DCADみたいな画像ですね。
旧モデル。アクスルシャフトの頭の切削あとなど本物感があります。あれ？新型はABSセンサーブラケットのネジ付いてなくね？
”２０１８年１０月上旬より導入国で順次発売します。”とのこと。年内にはどこかで現物拝めるかしら。楽しみ。
