ESTRELLA・ESTRELLA Special Edition・ESTRELLA Final Edition | 株式会社カワサキモータースジャパン
last song for you・・・
1992年の発売から四半世紀。とうとうエストレヤにも最期の時が。今年9月から強化される排ガス規制には対応できなかったのですね。
Final Editionは往年の名車W3カラーとなりました。W3からエストレヤまで21年。エストレヤ発売から今日まで25年。そう考えるとエストレヤ単体でも十分な歴史を持つ車輌なのだから過去の栄光に頼らずオリジナルなカラーリングも見てみたかった気がします。
この立体ステッカー良い。単体でパーツ売りしてたら欲しい。
Kawasaki ESTRELLA&250TR大全・1 ESTRELLA1992-1999 | WEB Mr.BIKE
Kawasaki ESTRELLA&250TR大全・2 ESTRELLA 1999-2006 | WEB Mr.BIKE
Kawasaki ESTRELLA&250TR大全・3 ESTRELLA 2007-2013 | WEB Mr.BIKE
ここでエストレヤの歴史を振り返ってみましょう。まずは記念すべき初代。92年当時でも既に珍しかったサドルシートを採用したクラシカルなスタイリングと、前後ディスクブレーキ、リザーバータンク付きリアショックという近代的な足回りとのアンバランスさにマニアックな魅力がありました。
95年にダブルシートを採用したESTRELLA RSが登場。正直ヤマハのSRモドキに見えてあまり魅力を感じていませんでしたが、この2000年モデルの白いタンクをどアップで撮影したカワサキ公式壁紙がとても格好良くて初めてエストレヤ購入を意識したモデルでもあります。
96年には前後ドラムブレーキのESTRELLA Customが追加。前年の95年モデルからリアショックがリザーバータンク無しになったことも含めて技術的に退化してるように見えて個人的にはあまり印象が良く無かったです。
同時に追加されたESTRELLA RS Custom。もうわけがわからないよ。無印、RS、Customとあわせて同一車種4タイプ各2色で計8バリエーションと言う狂気のラインナップは99年まで続き、その後2000年モデルからはRSとCustomの2車種に統合されました。
01年からはLmited Edtionも。写真のCutsomだけでなくRSにも設定あり。
04年に追加されたクロームバージョン(RSのみ)の白と06年の黒。もうお洒落が有り余ってますね。
07年。排ガス規制適応の為、燃料供給をキャブレターからフューエルインジェクションに変更、タコメーター追加、前ディスク、後ドラムブレーキを採用して1タイプに統合された第2世代ESTRELLA。
そして最後は我が14年型ESTRELLA Special Edition。外観上はカラーリングとシートが変わりセンタースタンドがオプションになった程度の違いですが、インジェクションや足回りの熟成を進めた立派な第3世代なのです。やっぱりウチの娘が一番かわいいな!
ファイナルが出たとは言えまだまだ新車で購入できます。興味がある人は是非、興味が無い人も機会が有れば一度は試乗してみて欲しいですね。きっと素敵な世界が待っていると思いますよ。