とりあえず初回点検
どうにもしっくりこないまま1か月で800km走り初回点検でバイク屋へ。
すると店長が開口一番「このバイクゆっくり走ってておもしろいですか?」と。
やっぱり他のお客さんからも不満が出てるらしい。
ゆっくり走ったからといってなんら不都合がある訳じゃないんですけどね。
ただただ手応えが薄い。操っている感がないというか乗せられてる感が強いというか。
GSX-Rに挫折してversys購入に至ったのも、この手応えの薄さが原因なんですよね。
GSX-Rの場合はゆっくり走るどころかサーキットで走っても僕の技量では
全く操ってる感じがありませんでした。トミンで31秒台なんてタイムじゃどんな
ラインで走っても平然と曲がっちゃうので、逆に走らせ方が判らなくなり、
練習する度タイムが安定しなくなって自分の下手クソさを実感させられました。
正直、走行距離が延びない内に売ってしまおうかとも思ったのですが、
慣らしが終わったらまた印象が変わってくるかもと思いとどまり
慣らし運転継続です。
慣らし第2段階
第2段階は1600kmまで6800rpm以下としました。D-modeはBのまま。
回転上限が上がって頻繁なギアチェンジをしなくて良くなった分、コーナーの
進入速度や体重移動に集中力を割く事が出来るようになりました。
すると何回かに一回、クルッと気持ち良く向きが変わる瞬間があります。
「おや?なんだ今のは?どれ次のコーナーで再現できるかな?・・・だめだった、
進入速度が遅すぎた?よし次はもうちょっとブレーキ遅らせてみるか・・・」
なんだか段々楽しくなってきました。徐々にアクセル開度が大きくなって手首が
しんどくなってきたのでD-modeをSTDに変更します。アクセルを軽く捻るだけで
欲しい駆動力が即座に出てくるので、むしろBモードより乗りやすくなり更に
色々試して走れる様になりました。
うおーなんだこれ面白いぞ。この右手と後輪が直結したような駆動力はなんだ?
これがクロスプレーンコンセプトってやつなのか?
あーでもないこーでもないと休みの度にあっちこっち走り回っている内に
走行距離は1600kmを超え慣らし終了、いよいよフルパワーの世界へ突入です。