先々週バイク屋行ったついでに試乗させてもらいました。
＜見た目＞
写真で見るとでっかいヘッドライトが不恰好ですが実車もまあまあ不恰好でした。でも乗車姿勢からみるとスクリーン状にバイザーが広がっていて、いかにもライダーを走行風から守ってくれそうで頼もしさすら感じます。
＜足着き＞
シート高885mmと国産オフ車の中ではかなり高い方。しかし跨ってシートに体重を乗せればサスが縮んで足着きは良く・・・ならない！走行距離23kmのド新車でサスが馴染んでないのを差し引いてもライダー181cm/83kgでギリかかとが浮く位の足着き。ただし車重が軽いのでさほど緊張感はありません。シート形状は前後にフラットで昔のオフ車の様に明確な谷間があって「とりあえずここに座っときなさい」的なやさしさは感じません。加速減速、登り降りに合わせて自分で動いて動的バランスポイントを探す、走ってナンボの本格派シートです。
＜エンジン＞
スペックは19PS/1.9kgf・mとエストレヤの18PS/1.8kgf・mよりほんのりパワフル。しかしエストレヤよりショートストロークで回転上昇が早いおかげでアクセル捻れば即座にパワーバンドに入るので体感ではスペック以上にパワフルでした。あと5速ミッションだと思い込んでいたら実は6速ミッションだったので得した気分です。
＜インプレ＞
バイク屋のあるイオンモールの外周を一周する10分くらいのコース。サスもタイヤも慣らしが済んでないのを差し引いても若干固めの乗り味。エンジンも回転数で馬力を稼ぐタイプなので前述のハード志向のシートも相まって、のんびりトコトコとトレッキングを楽しむタイプのバイクじゃないですねコレ。性能追求の面では水冷に劣る空冷エンジンで中途半端な230と言う排気量もあって、ゆる～いなんちゃってオフ車かと思えば意外や本格派。砂浜とか河川敷とか広いところで爆走したくなります。以前モトクロスコースでCRF150Rをレンタルしましたが体格の良い大人には若干窮屈、同じくレンタルしたWR250Rはパワーもサイズも持て余すのでこのバイクくらいが素人の週末オフロード遊びには最適な気がします。いっそクローズド専用の兄弟車KLX230Rと軽トラの組み合わせなんてのも悪くないなあ。妄想が膨らみます。
しかし試乗から記事書くまで2週間以上かかってしまった・・・ブログのリハビリが必要だわ。
