忠実なエンジン
慣らし終わったので全回転使って走ってみました。
3気筒の特性なのかクロスプレーンコンセプトの狙い通りなのかは判りませんが
とにかくアクセルを開けやすいエンジンだなあと思いました。
アクセルグリップを回した量に比例して直線的にトルクが立ち上がるので
常にエンジンをコントロールしている実感が強く不安を感じません。
過去に試乗したことのある2気筒のTRX850は、もっと低速から押し出しが強く、
ちょっとでもバンクした状態だと開けるの怖かったし、4気筒のGSX-R750は
フル加速するとパワーバンドに入った辺りでフロントが浮き上がるのでサーキット
以外ではとてもじゃないけど全開に出来ませんでした。
これらと比較すると3気筒というのは正にいいとこ取りと言えます。
しかし2気筒ほどの鼓動感や4気筒ほどの高回転の伸びはないので
エンジンのキャラクター性という面では損してる気がしないでもありません。
特に高回転は4気筒の感覚で開けるとあっという間にレブリミットまで
回ってしまうので低速コースでは減速比の調整が必要になるかも。
おそらくトミンだったら最終コーナーのブレーキングポイントの手前で
1速が吹け切ると思うので、減速比をショートにして2速オンリーで
走った方が楽そう。
※メーター確認しながら走ったら1速リブリミットで100km/h超えてた。
さすがにトミンの裏ストレートで100km/hは無いわ。